昨日、母の高校時代の友人が来た。
同郷の人で、偶然にも我が家の近くに嫁いできていたのだ。
母は夫を亡くして7年。
その方は10年。今でもひとりで暮らしている。
とてもオシャレな方で、洋服は全て手作り。
マフラーは着物を再利用、バックは厚地のカーテンを利用して作っていた。
口うるさい舅に仕え、赤ん坊を背負って、何度、線路に飛び込もうと思ったことかと。
背中の赤ん坊が泣き出し、ハッとして、我に返ったとか。
いろいろ辛い経験を話されて、その中でも最後まで舅を見ようと言う覚悟、優しさ、明るさが感じられた。
月謝を払わないでいろいろ学ばせてもらったわ、と笑っていた。