母が転んだ

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     2月13日、朝5時半。

     

    1階でドスン!という音がしたから、既に起きていた夫が慌てて下へ。

     

    私もベッドから飛び起き、下へ。

     

    母が血だらけで立っていた。

     

    トイレに行くのに、部屋が暗くてガラス戸にぶつかり、顔を打ったようだ。

     

    血液サラサラの薬を飲んでるから血が止まらないといけないので、すぐに救急車を呼んだ。

     

    ガラス戸のガラスは粉々で、夫に片付けを頼み、私は救急車に乗り込んだ。

     

    最近、救急車に乗ることが増えてきたから、保険証、お薬手帳は必ずカバンの中に。

     

    眉間のところから血が、鼻は打撲して、赤くなっている。

     

    もしかしたら、鼻の骨が折れているかも、と救急隊員。

     

    この人、見たことあるぞ。

     

    前に乗った時もこの隊員だった。

     

    救急病院で処置。

     

    CT検査で鼻の骨は折れていなかったが眉間の傷が深い。

     

    何針か縫って、帰ってきたのは朝6時半だった。

     

    そして、今日、同じ病院に消毒に行った。

     

    脳外科の待合室には車椅子に乗った母と同じような顔のおばあさんが何人かいた。

     

    皆さん、ボクシングでやられたような顔だ。

     

    目の上が赤い人、紫の人、緑の人。母は赤紫になっていた。

     

    隣の椅子に座っている母娘がいた。

     

    消毒だけなのに長時間待たされて、飽き飽きしてたから声を掛けてみた。

     

    「昨日の朝、母は転んで救急車,呼んだんですよ。

     

    頭を切って何針か縫いました。

     

    私たち夫婦は2階に寝てて、下でドスンと言う音がしたから下りて行ったらパジャマから何から血だらけだったんですよ」と。

     

    どこのどなたか知りませんが、私は思わず、うちもおんなじです、と話した。

     

    お互いに消毒だけのために長い時間、待たされていた。

     

    その方のお母様は90歳。うちは88歳。

     

    とっても親しみを感じた。 

     

    同じような怪我のお年寄りを見て、やはり、お年寄りは家の中でも転ぶのだと思った。

     

    足の骨折でなくて良かった。

     

    これくらいで済んで良かった。

     

    痛々しい母の顔をマスクとマフラーで覆って、車椅子に乗せ、公園経由で帰ってきた。

     

    今日はバレンタインデーであり、次女のお誕生日であり、次女夫婦の結婚記念日でもある。

     

    仏壇のお線香をいつもより一本多く供えて手を合わせた。

     

     

     

     

     

     


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      • 2019.08.18 Sunday
      • -
      • 20:01
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      コメント
      カンコ様
      お母さま、そしてカンコさんも大変でしたね。
      うちの母も家の中でころんで骨折したことがありました。
      お年寄りは何でと思うようなところで、ころんだりぶつかったり
      するものなのですね。
      私はその時から、母は一人暮らしでしたので、部屋のあちこちに
      手すりを付けて、
      転ばぬ先の杖という感じで、本人が要らないというものでも
      何でも取り付けました。
      元の状態に戻るまで、本人も辛いでしょうし、周りの人も
      大変な思いをしますものね。
      本当にご苦労様でした。その後お母さま如何ですか。
      • Violet
      • 2019/02/15 11:52 PM
      お母様 大変でしたね。血を見ると慌てますよね。カンコさんもお疲れ様でした。しばらくは通院が続くのでしょうか。
      病院はどこも時間がかかります。待たされて待たされて診察時間はちょっとな気がします。
      お大事にして下さい。
      • 今ちゃん
      • 2019/02/16 2:57 PM
      violetさま
      ありがとうございます。
      最初に血だらけの母を発見したのは夫で、男の人は血に弱いから慌てたようです。

      誰もいなかったら、細かく割れたガラスの上を母は歩いていたかもしれません。
      考えるとゾッとします。
      確かに転ばぬ先の杖ですね。
      予防できることはやっておいた方が安心ですね。
      • カンコ
      • 2019/02/16 3:18 PM
      今ちゃんへ
      ありがとうございます。
      おかげさまで、傷口を消毒したあとは、抜糸まで通院ないです。
      日に日に殴られたような痣は薄らいでいます。
      病院は予約と言っても待たされますね。
      私一人なら本でも読むんだけど、母を見守ってないといけないしね。
      待合室の人間模様を観察してました。
      • カンコ
      • 2019/02/16 10:26 PM
      カンコさん、こんばんは〜

      ブログに寄せて貰ったら大変な出来事の記事が・・
      びっくりしました。そして色々記事の内容やコメントなどの内容で少し安心できましたよ。
      お母様も痛い目に遭われたけどカンコさんももっと驚かれたでしょうに・・
      骨折せずに良かったです。病院の診察待ちは元気な者でも疲れてしまいます。カンコさんもお疲れ出ない様にね。お大事になさってください。
      いのちゃんへ
      ありがとうございます。
      昨年末は心不全で入院。
      1月末には足を痛めて時々、車椅子。
      やっと、足が治った、と思ったら、つまづいてしまい、まさかの怪我。
      年を取るって、こういうことなんですね。

      疲れた〜と言わないようにしてるけど、心身共に疲れた〜の私です。
      • カンコ
      • 2019/02/17 9:04 PM
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