在りし日のごんすけ
今日はごんすけの月の命日だ。
さて、以前から書きたかった私の歯の話。
私は今、月一回、歯のケアに行っている。
以前は歯医者に行く日は気が重かったが最近は楽しみにしている。
なぜかというと、ケアだから削らないから痛くない。
そして、靴を脱いで椅子に寝れるのがいい。
やっと自分の時間が出来たという感じである。
まずは子どもにやるように、歯に赤い液体を塗って磨き残しがないか、見る。
汚れている箇所をブラッシング。
電動ブラシで磨く。
歯茎のチャックをする。
など丁寧にやっていただき1時間。
ふと、寝ながら、私の歯の歴史をたどってみた。
小さい時、歯並びが悪く、小学校低学年から、中学ぐらいまで歯列矯正をした。
その頃の矯正はまだ珍しく、専門医のところではなく、近所の歯医者でやった。
歯医者さんにも毎日のように通った記憶があり、当時、予約制ではなかったから、たくさん待たされ、待合室の漫画を読んで待っていた。
漫画が好きになり、漫画家になりたいと思ったほどだ。
歯列矯正の治療は、食べ物が詰まったり、痛かったり、窮屈だったり、だから小学校の給食も残したし、食も細かった。
歯列の矯正が終了して、きれいになったわ、と鏡を見た記憶がないのだが、終わったのだ。
そして大人になって、それもだいぶ大人になって、
前歯に永久歯が一つ埋もれていることがわかった。
つまり過剰歯てある。驚いた。ショックだった。
歯医者に言われ、手術して取り出したほうがいい、と言われてから、何件、歯医者を回っただろう。
大学病院にも行った。
全て、手術をしたほうがいいと言われた。
しかし、痛くも痒くもない。
歯を取り出したことで、顔が変わるかもしれないとも言われた。
恐ろしくなって、まだ世に出てなかった永久歯のことを思った。
一本の前歯、顎が小さくて、出てこられなかったんだろうな、と。
最後の歯医者では、今、じっとしている歯だからこのままにしておきましょう、と。
そして、こうして、今でも私の前歯に永久歯が残っているのである。
さてさて、昨日は小学校の同窓会でした。
還暦になる我々はすでに60歳を迎えた人もいる。
同級生に言われた。
「確か、小学校の時、歯列矯正してたよね?覚えてる覚えてる。あの時代、珍しいなって。自分の娘が矯正をしたとき、かなりの金額がかかったから、あの時代、矯正をしていたなんて、すごいなと思った」と。
始めて言われたことである。
そうかー、これは、親に感謝しなきゃいけないのだなと。
ホントに歯は大切だ。
9ヶ月の孫はすでに6本の歯が生えている。
もうすぐ1歳になる孫はまだ生えていないという。
個人差がある歯。
これから先、孫たちの歯が丈夫であってくれますように。
そして、私の歯は、ケアをして、大事に守っていけますように。
次回のブログは、同窓会のことを書きたいと思います。
私のつまらない歯の話を読んでくださりありがとうございます。
ハ、ハ、ハ、、、と笑ってください。